【帯広市】三角屋根、塗り壁、薪ストーブの可愛いおうち

2022年に完成した帯広市のKさま邸です。三角屋根に塗り壁、煙突屋根、格子窓、天窓など、バランスの取れた可愛いデザインのお住まいです。

このホームページ「ちいさなおうち十勝」はcubeチセの家づくりの中でも、25坪前後の比較的コンパクトな家、あるいは平屋住宅を中心にご紹介しています。

今回ご紹介するKさま邸は36坪と決して「ちいさなおうち」ではありませんが、内外装や造作などの参考になるかと思い、掲載させていただきます。

キッチンは、素材、デザイン、収納に至るまでゼロから作るフルオーダーも可能ですし、キッチン本体はメーカーの既製品を採用し、扉は家全体のテイストにあわせた木で造作することもできます。背面収納や吊戸棚などを造作したり、水栓やレンジフード、照明などはお客様と相談しながらお好みのものを選ぶこともできます。

三角屋根で屋根断熱、勾配天井を採用すると小屋裏空間を寝室、子ども部屋、あるいはこの写真のように吹き抜け空間にして、天窓を付け開放感のある明るいLDKを作ることもできます。平屋のプランにする場合も勾配天井なら天井の高い、広々とした空間を作ることができます。

各部屋や収納の入口はアールにしたり、造作の建具を採用することでオリジナル感溢れる家づくりが可能です。

Kさまのご要望の1つが、一階にLDKの他にもう一部屋が欲しいという点でした。ゲストルームや子ども部屋、老後の主寝室など、柔軟性のある使い方ができる部屋ということで、扉を閉じると完全に個室になり、

扉を開くとリビングダイニングと一体空間になります。床はパインのフローリング、室内も塗り壁です。

薪ストーブもご要望の1つでした。薪ストーブは、美しく揺れる炎を眺める癒しのひととき、そして家族が一緒に過ごす時間を増やしてくれます。その一方で薪の調達や薪をくべる、メンテナンスするなどの負担もあるため、Kさま邸では、窓下などにパネルヒーターを設置するセントラルヒーティングを主暖房とし、薪ストーブは補助暖房として設置することで、状況に応じてセントラルヒーティングと薪ストーブを使い分けることができます。

脱衣所と洗面台を分ける、というのもご要望の1つ。分けることで誰かがお風呂入っていても洗面台が使える、来客の手洗い場として使えるなどのメリットがあります。

洗面台もお客様の要望を踏まえ、造作で仕上げました。

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